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飯田線旧国1983−制御車2
3扉クロスシート系制御車です。形式的にはクハ68一形式ですが…。

クハ68

クハ68は3扉クロスシート車モハ51の制御車に与えられた形式でしたが、国鉄では最終的に改造車も含めて戦前型の3扉クロスシート制御車全てをクハ68と呼んでいたようです。このため一口にクハ68と言っても外観のまったくことなるものが存在し、それは末期飯田線にもあてはまりました。番台区分ではトイレの取り付け改造を行ったものをクハ68400番台としていましたがこれはトイレの有無だけを見たもので種車・素性に拠りませんでした。末期飯田線では1輌を除き全て400番台でした。


クハ68400番台(オリジナルモハ51系列)

オリジナルのクハ68は、モハ51の制御車で、末期飯田線には半流のそれが存在していました。このうちの一両がトイレ非設置車で最後まで唯一の0番台でした。オリジナルのモハ51系列制御車であるクハ68の特徴はクモハ54の項で触れたことと同様にドア間窓が6枚ありました。(0番台・400番台問わず)この窓は上写真の車輛のように戸袋にあたる窓をHゴム支持に改造されていたものも存在しました。


クハ68400番台(クハ55改 種車半流

オリジナルに対し、ロングシート車モハ40系列の制御者クハ55をクロスシート改造したものも多数存在し、これはクモハの場合と同様にドア間窓数が5枚でした。


クハ68400番台(クハ55改 種車平妻)


クハ68400番台(クハ55改 種車平妻)

また、クハ55改造のクハ68には、平妻のものも末期飯田線にも残りバリエーションを増やして(事態をややこしく^^;)していました。


クハ68400番台(クロハ改)

クハ68をさらに面白く(ややこしく)していたのが、モハ42系列の元2・3等合造車(現グリーン・普通合造車)クロハから改造された車両でした。


クモハ50008とペアを組んでいたクハ68400番台(クロハ改) (2輌目)

クロハは2等部分と3等部分で窓の大きさが異なっていた(3等部分はモハ42同等の狭窓。2等部分はやや広い窓)上に、元2等部分に3個目のドアを空けたため、この改造クハ68は非常に不規則な窓割になっていたのが特徴でした。小さくて見づらいですが写真の2輌目です。この元クロハのクハ68のうち一輌は写真の通り末期飯田線では元クモハ53、クモハ50008とペアを組んでいて2扉車の3扉改造車同士のペアで異彩を放っていました。


クロハ改クハ68シート

クロハ改クハのシート部の写真ですが、どうも元3等の部分を撮ってしまったようで、あまり特徴が出ていませんね(この部分だけだとクモハ43・クハ47100と変わり映えしない)。元2等の部分を撮っておくべきだった!…といまさら思ってもどうしようもないですが…。


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